浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

米なすの田楽

8月28日(金)第二食 さて、先日の新潟の丸なすの続き、でもある。 一緒に、米なすを買ってきた。 あそこでも書いたが、米なすの田楽はたまに作っていた。 なかなかうまいものである。 米なすの田楽というのは、ふろふき大根と同様の鶏ひき肉みそをかけたも…

麻辣春雨

8月26日(水)第一食 多少、糖質の少ないものがよい。春雨、で、ある。 緑豆春雨があった。多少、よいか?。 暑いので、麻辣のスープ春雨。 調べると、緑豆でも普通の春雨でも片や緑豆、片やいも類のでんぷんでできており炭水化物、糖質であることは間違いな…

揚げ丸なすのあんかけ

8月24日(月)第二食 NHKの「うまいッ!」、という番組をご存じであろうか。 ある特定の農産品、魚介類にスポットを当てて農家、漁師への取材とそれを使った料理で構成している番組。 それで、新潟の丸なす、というのを取り上げていた。 全く知らなかったが…

豆富料理・根岸・笹乃雪

8月22日(土)第二食 暑い。あまり外に出ないので、糖質を食べすぎないように気を付けねば、というのがこのところの課題。 とすると、冷奴。 これしかあるまい。 豆腐となると、ここだ。 根岸[笹乃雪]。 元禄4年(1691年)創業という。東京で豆腐料理店と…

かき揚げぶっかけうどん

引き続き、8月22日(土)第一食。 うどんのことであった。 東京で生まれ育った私というものは、うどんにそこまでの、思い入れがない、ということに、気が付いてきたのである。 そもそも、小さいころからうどんといえば、玉うどん、いわゆる“ゆで”うどんを食…

小島町幸楽、元浅草砂場、蔵前伊勢屋、豚ピーマン丼、かき揚げぶっかけうどん

まだ、若干ずれているので、食べたもの、細かいものを。 8月17日(月)第一食 毎度お馴染み、町中華の名店、小島町[幸楽]。月二、三回はきている。 ご飯ものが食べたくて、中華丼。 豚肉、キャベツ、小松菜、きくらげなど。 まあ、なんということもないの…

軍鶏鍋

8月16日(日)第二食 さて。軍鶏鍋、で、ある。 暑いときに、熱い軍鶏鍋。毎度書いているが、元々は、暑い時に暑気払い、元気になるために食べるというものであった。 もちろん、私の場合は、池波正太郎の代表作、言わずと知れた「鬼平犯科帳」シリーズが入…

赤酢の酢飯でまぐろと鯛昆布〆のにぎり

8月15日(土)第二食 お盆であり、終戦記念日である。毎年、夏休みで南の島にダイビングに行くことが多いのであるが、むろん、家にいる。 今日は、例の、赤酢の鮨 を作ろう。生わさびも、値段は通常のものだが、吉池で買ってある。 自転車で吉池に出かける。…

元浅草砂場、竹町武井食堂、ポークジンジャー、焼きあご塩らー麺たかはし上野店、元浅草鯉作

引き続き、夏休みに食べたもの。 8月11日(火)第一食 毎度お馴染み、元浅草[砂場]。左衛門橋通りと春日通り交差点の北西角。 ご近所、元浅草七軒町の町内会も一緒。拙亭に最も近い飲食店。週に一度は、ずっと行っている。 頼むのは、これも毎度お馴染み、…

カレーソーセージ、支那そば大和、かんだやぶそば

夏休み、明治初期の御徒町のことを書いてきたが、その間に食べたものを少し。 8月8日(土)第一食 まずは、これ。 カレー粉が一杯で、わかりずらいが、これカレーソーセージ。ハナマサで買ってきたちょっと太めのソーセージ。切れ込みを入れて、フライパンで…

御徒町のこと その6

引き続き、御徒町のこと。 仲御徒町3丁目の鉄道用地化に伴う立ち退きになった、居付地主の奥原晴湖という人が、明治の著名女流南画家らしいという件であった。 明治の女流画家奥原晴湖のウィキのプロフィールである。『天保8年(1837年)古河藩の大番頭の家…

御徒町のこと その5

週をまたいでしまったが、御徒町のこと。 明治も10年をすぎている。 10年前の御徒士らの小さい武家屋敷の立ち並ぶ静かな街、御徒町は、まったく街も人も変わってしまった。投機対象の貸し家、長屋。その間にも、どんどん人が入れ替わっている。地価もあがり…

御徒町のこと その4

引き続き、御徒町のこと。 維新が成って、明治1年、2年、3年。小金のある、神田、浅草の町人が前住人の御徒士が新政府に納めた土地を運用のため有償で借り、街が変わってくる。 ただ、まだ街の情勢は不安定極まりない時期でもある。 このあたりは、上野戦争…

御徒町のこと その3

引き続き、御徒町のこと。 御徒士を含めて、様々ではあるが、そこそこ以上の身分の人々が雑居していたといってよい、江戸期の御徒町。 この御徒町が幕府瓦解となって、どうなったのか。これが、テーマである。 それで見つけたのが、こんな論文。 『歴史地理…

御徒町のこと その2

御徒町のことを書いている。 まず、江戸時代に御徒町に住んでいた、幕府の家来、御徒士のことを書いている。 御徒士、将軍の警護、というのは戦時であれば重要な役目であったはずだが、はっきり言って、平和が続いた頃、日常は超暇な役目である。数日に半日…

御徒町のこと その1

さて、御徒町のこと。 前稿で書き掛けたが、とても書き切らない。続けて書いてみたい。夏休みでもあり、ちょいとゆっくりと。 もう一度、江戸の切絵図と 現代の地図。 まあ、一応のところ切絵図は幕末のものなので、幕末から、明治と追えるところを追ってみ…

寿限無 担々麺 上野店/御徒町のこと

8月4日(火)第一食 さて。麺類ばかりが続いて恐縮である。 実はカレーと担々麺で迷って、担々麺にしたのであった。 [はしご]という担々麺チェーン をご存知であろうか。 先日も書いた[阿吽]のように最近は辛味や痺れを強くしたものが流行りであるが[は…

らーめん天神下大喜・二長町

8月1日(土)第一食 さて。つけ麺が食いたくなった。 やはり、夏のものである。 つけ麺といえば、どこであろうか。つけ麺専門店、あるいはつけ麺を看板にしているところか。 上野、浅草、、自転車で行ける範囲で考えた場合、落ち着いたところは天神下[大喜…

もやし焼きそば、鶏ぬき、鶏天うどん

今日は、細かいもの三つ。 8月1日(土)第一食 もやし焼きそば、で、ある。 なんだか食べたくなった。 麺を中華鍋に広げて焼く、中華風焼きそば。 3月に一度、調理動画も含めて書いている。 やっぱり定期的に食べたくなる。 具は、野菜と肉。外で食べると、…

味噌煮込みうどん

7月31日(金)第一食 さて、名古屋名物、味噌煮込みうどん、で、ある。某TV番組で「名古屋飯」SPをやっていた。 ご存知でない方もいるようだが、私は転勤で30代前半3年ほど、名古屋に住んでいた。そもそも98年、 この日記を書き始めたのもこれがきっかけ、…

ハンバーグステーキ

7月30日(木)第二食 さて、ハンバーグ、で、ある。 この2月に作っている。 レシピは「今日の料理」元祖ハンバーグともいえる、帝国ホテルの元総料理長故村上信夫シェフのもの。 村上シェフに敬意を表してハンバーグステーキという名前を表題にした。 シェフ…