浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2017-01-01から1年間の記事一覧

きのこ飯

11月18日(土)深夜 午後、鮭を焼いて呑んで、ごろごろした土曜日。 深夜、飯を炊こうと思い立つ。 そうだ。 白飯ではなく、きのこ飯に、しようか。 私が作る炊き込みご飯の類は、基本、魚だったり 肉だったり。 野菜などのものは作らない。 ちょっと宗旨替…

鮭 塩かしょうゆか

11月18日(土)午後 さて、土曜日。 例によって、昼から呑もうというわけなのだが、 冷蔵庫に生の鮭があった。 今年は北海道で鮭が不漁という。 海流の変化?温暖化?、なのか。 北海道は秋刀魚、するめいかも獲れない。 鰤(ぶり)が獲れる、、、。 日本近…

上野・とんかつ・蓬莱屋

11月13日(月)夜 月曜日、夜。 ここのところ、なん回かいきたいと思って ふられていた洋食やであり上野とんかつ御三家の [ぽん多本家]。 今日こそは、と、思って、またたいして考えずに、 店前まできてしまった。 が、月曜であった。 定休。 かなりのうか…

浅草・並木・藪蕎麦

11月10日(金)夜 さて。 その、浅草雷門前、並木通りの[藪蕎麦]、で、ある。 浅草に五反田のオフィスからの帰り道に寄る、ということは いつもは山手線経由で帰ってくるためあまりない。 寄るとすると、東武で栃木から帰ってきた時である。 今日は特別。 …

浅草・並木・藪蕎麦

歌舞伎座・吉例顔見世大歌舞伎 その6

引き続き、11月の歌舞伎座「顔見世」の昼、 「雪暮夜入谷畦道」。 この芝居に、黙阿弥や五代目菊五郎は、江戸の粋、 江戸の美意識をこれでもかと押し込んだ、といってよい のであろう。 結局、この芝居はなんであるか、というお話である。 明治の14年3月が初…

歌舞伎座・吉例顔見世大歌舞伎 その5

引き続き、11月の歌舞伎座「顔見世」の昼。 「雪暮夜入谷畦道」、そばやの続き。 このそばやの場では、そばやで男がどう振る舞うのが 粋で鯔背(いなせ)なのか(今風にいえば、カッコよいのか)を 伝えようとしていることを書いている。 ちょいとここでそば…

歌舞伎座・吉例顔見世大歌舞伎 その4

引き続き、11月の歌舞伎座「顔見世」の昼。 今日は最後の「雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)」。 別名、直侍(なおざむらい)。 もともとのタイトル、外題は「天衣紛上野初花(くもにまごううえのの はつはな)」。また、河内山と直侍、ともい…

歌舞伎座・吉例顔見世大歌舞伎 その3

引き続き、11月の歌舞伎座、顔見世。 前回は一番目の「鯉つかみ」。 二番目は「奥州安達原」。 これは吉右衛門が座頭の芝居ということになる。 最終的な感想は、やはり、同じようにわかりやすく、 たのしめた。 私は初見。 初演は浄瑠璃で、宝暦12年(1762年…

舞伎座・吉例顔見世大歌舞伎 その2

さて。引き続き、歌舞伎座の「顔見世」興行。一番目の「鯉つかみ」。この「鯉つかみ」という芝居は、一つではなく、お話違いでたくさんあるよう。そのたくさんあるものの一番最初のものの初演(なのか?)は、ものの本によると文化10年(1813年)江戸中村座…

歌舞伎座・吉例顔見世大歌舞伎 その1

11月5日(日) さて、連休の最終日。 例によって、歌舞伎見物に行くことにした。 今月は、歌舞伎座が顔見世で、国立は「坂崎出羽守」「沓掛時次郎」。 歌舞伎座の昼に、菊五郎の直侍(なおざむらい)がある。 直侍は通称で、雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべい…

もつ煮込み

11月4日(土)夜引き続き、連休、中日。よし。煮込みを作ろう。煮込みの季節、で、ある。煮込みといえば、他のものではない。もちろん、もつの煮込みのこと。居酒屋、焼きとんや、大衆酒場といったところのもの。酎ハイと同様、戦後のものかと思ったら、ウィ…

そば・竜泉・角萬

11月4日(土)第一食 連休、中日。 午前中は歯医者。 3か月毎の検診&クリーニング。 終わって、まだなにも食べていなかったので、 第一食、なにを食べようか。 少し前から、表題の、竜泉のそばや[角萬]の肉そばが 無性に食べたくなった。 竜泉という町名…

そば・竜泉・角萬

富山・ラーメン・麺屋いろは

11月2日(木)昼 木曜日、先週に引き続いて、 また、富山出張。 時刻も同じ。 「かがやき」で、12時32分、富山駅着。 先週は、駅前の回転寿司。 また同じ、という選択肢も 確かにあるのだが、富山といえばもう一つの 名物。 そう、ブラックラーメン。 聞けば…

富山・ラーメン・麺屋いろは

豚ぬき?

11月1日(水)夜 水曜日。 今日は帰りに、御徒町の洋食や[ぽん多]に寄ろうと 思ったので、ある。 カツレツでもよいし、蛤のバタ焼き、 いかフライもある。 なににしようか、、。 山手線を降りて南口の改札を出る。 [ぽん多]は南口の方が近い。 7時半。 …

おでん、のようなもの

10月30日(月)夜晴れて天気はよかったのだが、風が強かった。聞けば、なんと東京地方は木枯らし一号だったとのこと。例年よりも10日早いらしい。(10日くらいなら、そこまで驚くこともないか。)オフィスを出ると、寒い。これはもう、あれ。おでん、で、あ…

浅草雷門・松喜の肉ですき焼き

10月29日(日)夜 今週も、台風。 ウイークエンド台風である。 私は微熱だが、発熱。 だが、仕事もあり、午後PCで片付ける。 内儀(かみ)さんは雨だが合羽を着て、自転車で買い物。 ひどい雨だったようだが、雷門の牛肉や[松喜] で肉を買ってきた。 すき…

アヒージョ

10月29日(日)第一食さて。日曜日、第一食。そろそろ、この季節。アヒージョ、で、ある。「ajillo」。スペイン語でスペインの料理。日本語で説明すると、きのこや魚介類をにんにく風味で揚げ煮にしたもの、とうことになろうか。私の場合は、バケットだった…

排骨煮込み

10月28日(土)夜 連日の出張やらあって、バタバタの一週間であったが 土曜日。 夜。 少し前に煮込みを作ろうと買っておいた排骨、 凍らせてあった。 排骨、日本での読みは、パイコウ、あるいはパーコー。 排骨の文字通りの意味はスペアリブ、つまり 肋(あ…

大阪・お好み焼き・千房・本店

10月25日(水)夜 さて。 引き続いて出張。 今度は泊まりで大阪。 東京も同様なのであろうが、 とにかくホテルが取れないし、高い。 もう一万円越えである。 やっと取れたのが、難波の駅からはちょっと歩くところ。 18時頃にチェックインし、PCで仕事を片付…

富山駅前・廻転とやま寿司

10月24日(火)昼 富山出張。 昼は富山駅前の回転ずしにすることにした。 [富山駅前・廻転とやま寿司]というところ。 昨年一度きている。 回転ずしほど、東京と地方の差が激しい業態も なかなかあるまい。 私自身、日本中くまなく行っているわけでも ない…

そば 二種

10月22日(日)午後 投票と台風が同時にやってきた。 ついでに、菊花賞もだそうな。 競馬は以前、オグリキャップの頃、追っかけていた時期 もあって、菊花賞の行われる京都競馬場にも 一度行ったこともあるが、いつしか離れ、 今はまったくわからない。 風邪…

そば 二種

鶏と大根〜ぶっかけ飯と煮物

10月22日(日) どうも、風邪を引いてしまった。 昨夜あたりから、7度程度の微熱。 私の場合、あまり熱が上がらない方なので、 このくらいでも、そこそこだるい。 日曜日、朝飯。 冷蔵庫に冷や飯もある。 簡単に汁飯にしよう。 木曜日にやった鶏と大根の鍋の…

鶏と大根の鍋

10月19日(木)夜 今日は一日、雨で寒い。 最高気温は12℃。 12月の気温であろう。 寒がりな私は既に、薄めではあるが、 今週はステンカラーのコートを着ている。 アレルギーがあるので、この寒暖差には からっきしいくじがない。 鍋か。 鍋となると、簡単に…

鶏と大根の鍋

牛ぬき?

10月17日(火)夜 寒い。 帰ってきて、なにか冷蔵庫にあるものを 食べようかと思っていた。 さして高いものではないが、和牛の スライス切り落としのようなものがあった。 ん!。 そうである。 これで、鴨せいろならぬ、牛せいろ。 さらに牛ぬき?。 つまり…

江戸甘で麻婆豆腐

10月15日(日)夜 今日は朝から雨でやっぱり寒い一日。 私は朝から、家で仕事の資料作り。 3時頃、なんとか終わる。 小降りにはなっているが雨は降っている。 コートを着てキャップをかぶって自転車で出る。 遠くへは行かずに、界隈を一回り。 なにを食べよ…