浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

江戸扇子のこと〜メジマグロ その1

6月27日(土)第二食 さて。 土曜日。 12時すぎ、自転車で出る。 天気予報では、真夏日になるといっている。 カンカン照りで、もう既に、暑そうである。 麦わら帽子を被って、短パンにTシャツ。 足は、雪駄という、わけのわからない格好。 向かう先は、丸…

鮨・神田鶴八

6月26日(金)夜 さて。 皆さん、ご承知の通り、今日は株主総会の 集中日。 弊社もご多分にもれず、本日がその日。 私は、総会で大それた役割を担っているわけではないのだが、 本社組織に属しているので、人手として、借り出された。 毎年、本社各部門ごと…

浅草観音裏・鮨・久いち

6月22日(月)夜 鮨が食いたくなった。 仕事は8時前まではかかりそう。 どこがよかろうか。 帰宅に便利は、やはり、浅草。 先日いった、観音裏の久いち。 ここは、そこそこ遅くまで、やっているようである。 この日記を見返してみると、いったのは、ちょう…

鶏皮

6月20日(土)夜 さて。 これは、池波レシピといってよいのかどうか、 微妙なところだが、やっぱり、池波先生の「食べ物日記」 からのメニューである。 鶏皮。 自分も好物なだけに、同じものが よく先生の食卓に出てきていた、というのは、 なにか、うれしい…

鶏皮

神楽坂・鰻・志満金

6月19日(金)夜 思い返してみると、 なにか、金曜になると、鰻、というのが 多いような気がする。 やっと、一週間が終わった、という心持ち。 最近暑いし、、、。 と、いうことで、神楽坂・志満金。 神楽坂下、までは、むろん、市谷から、歩く。 道中は、毎…

キハダマグロづけ

6月17日(水)夜 8時、仕事を終えて、オフィスを出る。 なにを食べようか、特段アイデアもなく、 牛込神楽坂駅そばの、スーパーに寄る。 売り場を見て回ると、、 色の薄い、キハダマグロ、フィジー産解凍、と いうのがサクで、半額。300円ほど。 これは…

「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで。その4 小柱と三つ葉のかき揚げ

6月14日(日)夜 池波先生の「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで、 の最後。 小柱と三つ葉のかき揚げ。 ご自宅での夕食によく登場する。 おそらく、奥様のお手製。このかき揚げが揚げられる、 というのは、奥様の腕はそうとうなもの、で、ある。 今日は、…

「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで。その4 小柱と三つ葉のか

柳橋二丁目・中国料理・馥香

『「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで』。 あちらこちらへいきつつ、途中なのだが、その間に、また一つ。 酸辣湯麺(サンラータンメン)が 食べたいという内儀(かみ)さんの希望。 リアルタイムから一週間遅れてしまっているが、 ご勘弁を。 *****…

「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで。その3 青柳、小柱、うに、、小肌のにぎり鮨

6月13日(土)第二食 今日は、昨日の続き。 上野の山散歩から、吉池で、小柱、青柳、小肌などを買い出し、 帰宅。 まずは、仕込みの必要な、小肌から。 前回 同様なので、詳細は省く。 頭を落として、腹を割き、開き、骨を取る。 塩をし、 20分置いて、酢洗…

食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで。その3 青柳、小柱、うに、

「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで。その2 青柳、小柱、うに、、、、上野の山散歩

6月13日(土)第二食 さて、引き続き、池波先生の「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を 読んで、食べたくなったもの。 (なのだが、今日は、そこまでたどり着かない。 上野の山散歩記、のようなもの。ご勘弁を。) 次は、(生)うに、と、柱。 柱は、むろん小柱…

「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで。その2

「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで。その1

6月13日(土)第一食 この春、池波先生の 「食べ物日記―鬼平誕生のころ」(文藝春秋)が出ていた。 読まれた方もおられるかもしれない。 私も、出てすぐ買ったのだが、読み始めたのは、最近。 先生は、毎日、食べ物の日記を、奥様のために つけていた。これ…

「食べ物日記―鬼平誕生のころ」を読んで。その1

永坂更科布屋太兵衛・立ち喰い・新宿西口メトロ食堂街

6月12日(金)昼 さて、今日は午後、神奈川県の秦野の得意先へ。 小田急線、で、ある。 1:20の急行に乗ればよさそうなので、昼飯は、、、 新宿駅で、となった。 なににしようか。 新宿というのは、なん度か書いているが、高校の頃は 通学路として、また…

永坂更科布屋太兵衛・立ち喰い・新宿西口メトロ食堂街

芋茎と油揚げの煮たの

6月9日(火)夜 さて。 断腸亭、ダイエットシリーズというのか、 ローカロリーメニュー。 昨日の、ひじきの煮たの。 さすがに、呑んで食べて、そのまま寝て、を繰り返しては いけなかった。 ひじきには、油揚げと糸こんにゃく。 油と甘辛の味付けを濃いめに…

芋茎と油揚げの煮たの

鰹で、冷汁

6月7日(日)夜 冷汁(ひやじる、もしくは、ひやしじる)と、いうものがある。 私としては、もともとは、池波レシピ。 仕掛人藤枝梅安に登場する。 「梅安最合傘」の巻の「さみだれ梅安」。 日本橋の人形町辺。 浜町掘に近い、富沢町の蕎麦やの二階。 『鰹の…

鰹で、冷汁

鳥越祭と鰹一本 その3

6月7日(日) といった、わけで、土曜日の町内神輿は終わり、 私はというと、引っくり返って、家で寝ていた、 というテイタラク。 そして、深夜、腹が減り、カレー(即席のルー)を 作って、食べる、という暴挙に、、。 さて、一夜明けて、日曜。 今日は、神…

鳥越祭(と鰹一本) その2

6月6日(土) 鰹の刺身を食って、またまた、転寝。 4時過ぎ、起きて、私は担ぐわけではないのだが、 一応格好だけだが、準備を始める。 町内の祭半纏は、事前に係りの方の家に 内儀(かみ)さんが借りにいってあった。 半纏の下には、鯉口というシャツを着…

鳥越祭と鰹一本 その1

6月6日(土)第二食 焼鳥で、一杯やって、転寝(うたたね)。 昨晩、実は、先日、食べたいと思った、 瓜を見つけて、買っておいた。 ころがる前に、この白瓜をワタを抜いて、スライス。 雷干しにしようと、網にのせて、置いておいた。 さて。 今日から、拙亭…

焼鳥

6月6日(土)第一食 さて。土曜日。 朝、起きて、NYに仕事の電話。 それから、なにを食べようか、考える。 そうである。 焼鳥にしよう。 今週、いつであったか、自分で作って、食べようと思っていた のでだが、果たせなかったものである。 焼鳥、と、いうの…

蕎麦・上野・蓮玉庵

6月3日(水)夜 今日なども、随分と暑かった。 それも原因であったのだろうが、 無性に今日は、池之端の藪蕎麦へいきたくなった。 今、一番私がくつろげる蕎麦やが、ここ、である。 なん度も書いているが、店構えから、中の雰囲気、 注文を通す声、はしらわ…

蕎麦・上野・蓮玉庵

麻婆豆腐

6月1日(月)夜 8時前、オフィスを出る。 夕方から、なにを食べようか考えていたのだが、 そろそろ、瓜の季節。 瓜もみ、瓜の雷干し、、なんかどうだろうか、と考えていた。 これは、池波レシピ、で、ある。 その時に近くで採れるものを、食べる、ということ…

みみいかぬた、きはだまぐろトロ、かわはぎ玉子煮つけ

5月31日(日)第二食 さて。 日曜日、午後。 ちょいと用足しに、蔵前まで出る。 足元は、下駄。 と、お祭りであった。 蔵前小学校のそばの国際通り。 今日は、第六天神榊神社。 ここの氏子範囲は、少しかわっている。 ちょうど、我々、鳥越神社の氏子 (そう…