浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

神田・三崎町・路麺・とんがらし

8月23日(火) 今日は、昼から、飯田橋二丁目方面に用事がある。 (ガーデンタワーのちょっと南の方である。) この辺りで昼飯、と、なると、ラーメンの、しる幸 と、いう手もあるが、 久し振りに、やはり、ここは、東京路麺界最強の店、 に、ご挨拶をせねば…

神田・三崎町・路麺・とんがらし

日本橋人形町・洋食・小春軒

8月22日(月) さて、人形町の小春軒である。 午後イチ、このあたりに外出の用事があり、 外出前に、昼飯、なにを食べようか、考える。 あれか、これか、と、思いをめぐらせる。 これは、楽しいことである。 人形町も選択肢は多い。 今日は洋食の小春軒。 小…

日本橋人形町・洋食・小春軒

その16 三代目桂三木助・三代目春風亭柳好

さて、今日も引き続き、昭和の噺家。 先ずは、三代目桂三木助。 芝濱のところでも触れたが、 芝濱の三木助、と、いわれるほど、有名であった。 明治生まれ。亡くなったのは、昭和36年。 (ご記憶の方もおられるかも知れぬが、長男は四代目となっていたが、 2…

その15 三代目三遊亭金馬

さて、今日はこの人で三席、をいってみよう。 三代目三遊亭金馬である。 (当代ではなく、先代である。) 前に、昭和の名人として、志ん生、文楽、円生を挙げた。 その次、となると、どうしてもこの人である。 一度、「商家」の回で「薮入り」に触れた。 こ…

その14 人情噺2.文七元結、紺屋高尾

さて、前回は人情噺の大看板、芝濱、さらに談志家元のことを 思い入れ込みで書いた。 今日は文七元結(ぶんしちもっとい)と、 紺屋高尾(こうやたかお)について。 文七元結 さて、二番目はこの噺である。 筆者、なにを隠そう、この噺、好きかも知れない。 …

その13 人情噺1.芝濱

少し人情噺(にんじょうばなし)のことを書いてみたい。 噺の分類の中で、簡単に触れたが、下げ(落ち)の付いた 滑稽な、いわゆる、落とし噺(おとしばなし)としての 落語とは、狭い意味では、一応、別のもの、として 扱われる、人情噺である。 下げがない…

カレー・デリー・上野店

8月9日(火)夜 残暑お見舞い申し上げます。 いつの間にか、立秋になってしまった。 今日は、パラパラと雨も降ったが、 東京は、相変わらず、暑い日が続いている。 もう、はっきりいって、うんざり、で、ぐったり、である。 先週まで、仕事が忙しかった、と…

カレー・デリー・上野店

その12 今、聞きたい噺。断腸亭・このフレーズが可笑しい

この落語案内、お気付きかも知れないが、段々、 書いている内容が、思い付き、になってきてしまった。 最初は、ある程度、体系的に書いているつもりでいたのだが、 だめである。 毎週、金土曜日、書くことにしたのだが、 日記を書くのとは、やはり、大違いで…

その11「大家といえば親も同然、店子といえば子も同然」店賃、お店、のこと。

さて、先週は落語に登場する商家のことから、 若旦那vs旦那を「よかちょろ」を例に書いてみた。 ちょっと、戻る感じになるが、 もう少し、基本的な言葉の説明なんぞを、してみたい。 落語にとてもよく登場する言葉で、今はまったく使わない もの、と、いうの…

浅草・洋食・グリルグランド

8月3日(水)夜 フライ物である。 ちょっと前から、なぜか、 フライ物が無性に食べたくて、来てしまった。 自分でも理由はよくわからぬ。 蒸し暑い日が続いているが、そのせいであろうか。 フライ物といえば、迷うことなく、ここ以外には考えられない。 浅草…

浅草・洋食・グリルグランド