浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



矢来町・仏料理・ブラッスリー・グー

3月1日(水)昼


3月になったが、このところ、寒い雨の日が多い。
今日も朝から雨。


昼、出てみると、風も強い。
こんな日は、ブラッスリー・グーも、狙い目かもしれない。


若い衆と、向かう。


12:45。


そろそろ、1回転目の、終わりの時間。
運良く、座れる。


前回は1/19


ラタトゥイユと、牛舌のポワレであった。


今日は、なににしようか。


魚は、真鯛、で、あるという。


黒板を見ると、メインに小羊の煮込み。
これにしてみよう。


前菜は、なににしようか。
迷ったときには、いつもの、
鴨のリエット、でいってみるか。


今日は、いつもいる女性二人のうち一人しかおらず、
コックの服装をした若い男性も手伝っている。
(中は、シェフお一人ではなかったのか。)



さて、前菜、鴨のリエット、が、きた。





付け合せは、生野菜と、紫色のついたキャベツの甘酢漬け。
これは、ビーツで味付けと色付けが、されているのであろう。


リエットはもう、なにもいうことがない。
格別にうまい。
ナツメグよい風味で、フランスパンとともに、
バクバクと食べてしまう。


毎度思うのだが、このリエットというもの、
鴨肉の繊維をほぐし、鴨の脂で固めたもの。


コレステロールの塊のような食い物、で、ある。
フランス人は、毎日こんなものを食っているのか。
(まさか、そんなこともあるまいが。)


しかし、この、脂がうまい。


さて、メイン。


子羊の煮込み。





筆者が食べるのは、初めてであろう。
他のもの同様に、これもまた、ボリュームがありそうである。


一緒に盛り込まれている、付け合せは、
マッシュポテト、キャベツ、ブロッコリー


さて、肉。


味付けは、少し濃い目の、トマトと赤ワイン。
肉がまた、柔らかい。
共に煮込まれているのは、にんじん、玉ねぎなど。


質、量ともに、充実の一皿であろう。
うまい、うまい。



今日も、おいしかったです。


これで、¥1000。
この東京で、このメイン1品でも¥1000で、充分に成立する。


毎度、のことであるが、驚異のCP(コストパフォーマンス)に
脱帽で、ある。




ブラッスリーグー
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