浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



牛込横寺町・仏料理・ビストロ・ル・ミディ


11月5日(金)昼食
牛込界隈、ビストロランチ¥1000戦争。
(筆者、勝手に作っているが、、。)


回っていない店も、残りわずかになってきた。


筆者のオフィスからは、少し離れる。
大江戸線牛込神楽坂駅の上、といえばよろしいか。
大久保通り沿い。


神楽坂上の交叉点に向かって、ゆるい下り坂になっているが、
その中間、飯田橋に向かって左側。
背後はちょっとした崖になっており、
袖摺り坂、なんという名前の坂、というより階段、もある。


また、横寺町という名前の通り、このあたり、寺町でもある。


さて、「ル・ミディ」である。


いつできたのであろうか。
(かなり新しい?)


この界隈、ほんとうに、どんどん、ビストロができる。
新店は、ほとんど把握が、不可能である。


緑の庇(ひさし)の、かわいい(断腸亭に似合わない描写である。)外観。


12:00ちょい過ぎ。


入ると、窓際に、スーツ姿の50以上と見受けられる、
オジサンが二人、ワインを傾けている。
(この二人、筆者が出るときにもまだいた。
商談であろうか、いずれにしても、少々、妙であった。
大きなお世話であるが、ランチに、長々と男二人で、である。
よいご身分なのか、、。)


あとは、女性の三人組が、一組。


テーブル席が5,6卓と、カウンター席。


厨房は、シェフともう一人。
外は、マダム(?)と、五分刈りのおじさん。


店の内装とともに、ジーパン姿でカジュアルな感じを
演出している。


Aランチが、前菜なし、デザートなしコーヒー付き、で、¥1000。
ミディランチ、というのが、これに、デザートが付く。


この企画上(いつから企画になったのか、、?
ラーメン屋探訪は終了したのか?などなど、自問自答。)
¥1000に、こだわらねばならない。


Aランチにする。


鴨のハンバーグ。
付け合せは、かぼちゃのスライス、ブロッコリー
ジャーマンポテト


付け合せが、冷たい。
ジャーマンポテトは、ちょっと、干からびぎみ、、。


やはり、ブラッスリー・グーは、すごいのである。


ここだけではなく、他の店も大同小異。
ラ・ビチュードが、ちょっと離れた、次点、であろうか。)


前に書いた、京橋の竹葉亭のランチのうな丼
干からびた、卵豆腐と、出来合のお新香(野沢菜と、しば漬け)を出す
仮にもうなぎを看板にした料亭(?)に、大憤慨をしたことがある。


ランチの付け合せ、とはいえ、細かい配慮をしている店もある、
と、いうこと、である。


さて、ハンバーグ。


ハンバーグとしては、十分うまい。
しかし、これ、鴨といわれなくては、わからない。
鴨らしさ、の、ようなものが、感じられない。
こんなものであろうか。


前菜がないので、ガンガン、パンを食べてしまった。


と、先の、五分刈りの、おじさんが、せっせと
パンを、運んでくれた。


このおじさん、もともと、何をされていた方なのだろうか?
大工の格好でもさせたら、似合いそうな風貌である。
カジュアルでかわいい(?)ビストロ、に
ミスマッチでありながら、せっせと、パンをサービスしている姿、
ちょっと、微笑んでしまった。


食べているうちに、カウンターを含めて、そこそこ、満席になる。


ブラッスリー・グー』を筆頭に、『ラ・ビチュード』、
『カルミネ』、『ブッフ・ア・ラ・モード
(以上千円ランチ)。


その他、数軒、界隈のビストロ、レストラン、
このところ、どこも繁盛。結構なことである。


もっと、競って!。



地図